このページは、漆黒編ロールクエスト・ソーサラーDPSの4話目です
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世界一受けたくない授業
テイナーは、あれからだいぶ力を取り戻してきたみたい。
すごいよね、テイナー。
いくら次元の狭間の中では時間の感覚が違う(本人にとっては最近のこと?)といえど、よくがんばったなあ。
ただテイナーは実戦の経験がないから、そこだけは練習しておこうってことに。
アム・アレーンだとプロネーシスに見つかる危険もあるから、レイクランドで練習することにしたよ。
指導役は、まさかのうにがやることに決まったよ。
相変わらず人選ミスに定評のあるケリッグ。
さーて、さっそく始めますか〜……ってあれ?
テイナー、その服どうしたの?
合流地点でいつもと違う格好のテイナー発見。
どうやらケリッグが装備を買ってあげたみたい。
ケリッグは魔力を高めるための必要経費、とか言ってるけど……ふ〜ん(にまにま)。
装備の件が照れくさいのか動揺しまくるケリッグ氏、パーソナルスペース近すぎ問題。
うにが胸毛をくんかくんかしている図ではないです。そういう特殊な性癖はないです。
というわけで……
うにのパーフェクト()戦闘教室がはじまるよ!
ビシビシいくよ〜、ついてこれるかな?
せっかくなので、うにもテイナーとおそろっぽい装備に。
これかわいいよね、うにも気に入ってる^^
お手本を見せてやるよ
いきなりテイナーに戦わせるのもハードル高いと思うので、まずはうにがお手本を見せてあげることに。
その辺にいた「獰猛なウルヴァリン」をつんつんして……いっちょあがり!
うへへ。うにすごい?
秘訣かあ……むむむ。
やっぱ連打だね、うん(適当)
あっ
…………。
うにのアドバイスが功を奏さないので苦戦するテイナー。
……って、ケリッグ?!
ハラハラして見ていられなくなったのか、ケリッグが飛び出していってしまった。
そしてウルヴァリンも倒しちゃって……もおおおおお
ケリッグのおばかーー!!
横から手出ししたら修行の意味ないじゃんか!!
授業参観で口出しする親御さんみたいなことしちゃダメ!!
まあ気持ちはわからんではないけどさ。
ケリッグとテイナーって、いつの間にか親子……ゲフンゲフン、兄弟みたいになってるよね。
この二人の関係、ほほえましくって好きだなあ。
あ、うには腐ってないです。そういう特殊な性癖はないです。
敵を前にすると慌ててしまうというテイナー。
ケリッグもさっき言ってた通り、術の威力は十分だと思うんだけどね~。
でもでも!だからこそ、この修行をやる意味があるってもんだよ。
最初はみんな、そんなもんだよ
自信をなくす必要はない。
うにを見なさい!
最初どころか、いっつも床磨いてるんだから。
気合と根性で、とりあえず光ったとこ連打しとけば何とかなるなる←
というわけで、なんだかんだありつつ無事にひとりで討伐成功!
やったねテイナー!
魔力がふえるよ!!
この調子であと何戦かして、実戦経験を積んでいくことに。
テイナーは元々魔力が高いのもあって、場慣れさえしてしまえば全然問題ナシなんだよね。
最後の方はだいぶ落ち着いて戦えたみたい。
『Uniさんのアドバイスのおかげです』
……せやろ??
ごめんなさい調子乗りました
戦うための理由
今日の修行を終えたので、一旦モルド・スークへ帰還。
ケリッグはうにに怒られたことを気にしてるみたいw
いや、いいのいいの。気持ちはわかるからw
基本的なことはうにが教えたから、これからはケリッグが指導を引き継いでくれるって。
なんかいつも任せきりで悪いなあ。
……もしかしてケリッグ、うにの正体(闇の戦士)を察して気を遣ってる?
ま、まさかね^^;
テイナーってばさっそく今日の内容を復習してくる、って走って行っちゃった。
あんなにがんばってるのを見ると、こっちも身が引き締まってくるな。
アム・アレーンに生きる人たちのため……そしてテイナーが過去に別れを告げ、未来を切り拓いていくため。
プロネーシスとの戦い、絶対に負けられない。
がんばろうね、ケリッグ。
・・・・・・
あ!賞金のこと忘れてた
うにとしたことがお金のことを忘れるなんて←
ケリッグだって賞金稼ぎが本業なのに、すっかり忘れてたみたいw
……そんな風に思えたのも、きっとテイナーに出会えたからだよね。
賞金なんかもうどうでもいい。
みんなに、心からの笑顔を取り戻してあげたいんだ。
うにはただ、それを見たいだけなんだ。
ひとときの和やかな時間を経て、うには決意を新たにする。
護りたい人々のため、そして大切な仲間のため。
そして彼らを想う自分のため、うにはプロネーシス討伐に臨む──。
【つづく】
うになんか、久しぶりに使うジョブ大体覚えてないからね
毎回アクションリストの熟読から始まってるもん←