【既出ヴォイド情報おさらい】漆黒・ソーサラーDPSロールクエスト ~穴にまつわる男の友情編~

このページは、漆黒編ロールクエスト・ソーサラーDPSの3話目です
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戻りはじめた記憶

モルド・スークへ着くやいなや、ケリッグがうれしそうに報告してくれたよ。
テイナーの記憶、だいぶ戻ってきたみたい!よかった!

思い出した内容に気になる部分があるようなので、テイナーに説明してもらうことに。。

ふたりの適格者

今から100年以上前のこと。

とある魔道士たちの組織には、大いなる目的があった。
「異世界から強力な魔物を召喚し、使役する秘術」の研究という、恐ろしい目的が……。

当然、その秘術は簡単なものではない。
魔物たちが住む異世界までは次元の壁を超えてなお、はるか遠い。
そこまで届く穴をあけるには、膨大な魔力が必要だった。

そこで組織は「創った」のだ。
魔道士同士の交わりを繰り返し……やがて、生まれながらに豊富な魔力を持つ子どもが生まれた。

ひとりはテイナー、そしてもうひとりは……ナイルべルト

* * *

……むごい。

何がむごいって、テイナーが自身の出生のことをこんなに冷静に理解してることがもうね;;

生物学上の両親はきっと身近にいたんだろうけど……その分、余計に悲しいなって。

うに

親はなくても子は育つ。ハッキリわかんだね

* * *

暴走モード、突入

創られたふたりの子どもたちは、幼い頃から研究のため次元の穴、つまり我々が「虚ろ」と呼んでいるものを生み出すための修行をしていた。

そして修行を終え、ついに召喚実験に挑んだ時──悲劇が起こる。

生み出された「虚ろ」は暴走。
そしてテイナーだけを飲み込んだのだ

次元の狭間に飲み込まれたテイナーの記憶は、ここで途切れている。

脱出した時には、すでに100年以上の時間が経過していた……
彼だけを、置き去りにして。

* * *

『次元の狭間は、世界と世界の境界なり。
 空間と空間の見えざる狭間にして、時と時の狭間と知れ』

これはテイナーの師であった人の言葉。

テイナーの解釈によると「次元の狭間での数時間が、こちらでの100年に等しいということもありえる」らしいけど……なるほどわからん

うに

まあ少なくとも、時間の流れ方が同一ではないってことだよね(雑)
ケリッグもあんまよくわかってないみたいでよかった←

テイナーが子どものままの姿っていうのは、たぶんこれが理由なのかなあ。

あと、ナイルベルトがテイナーを助けてくれなかったのには理由があった。
ふたりで力を合わせないと、異世界までの穴を開くことはできなかったみたい。
テイナーが呑まれちゃった時点でもう無理だってことだったんだね。。

テイナーはこれらの記憶だけでなく、「虚ろ」の制御術までも思い出したみたい。

勘を取り戻せばプロネーシスの開いた「虚ろ」を塞ぐこともできるかもしれない、だから戦いを手伝わせてくれって……。

その申し出は、正直めっちゃありがたい。
でもケリッグの言う通り、流石にぶっつけ本番は危険すぎる!><

なのでまずは、お外の安全なところで制御術を試してみることにしたよ。

出会って3秒で即・・・?

荒野のどまんなか、何もないところでテイナーの術を試してみることに。

すると一発で「虚ろ」が出現!
テイナーすごい!天才!!

……なんて、浮かれている暇もなかった。
突然、ケリッグの背後からプロネーシスが出現。

そして、うにたちに向かって「虚ろ」を放ってきたのだ!

うに

ケリッグ!!!!

ダメ、行かないで!と手を伸ばそうと思っても……
やばい!うにも吸い込まれる!!

正直、立っているだけでも精いっぱい。
でもジリジリと「虚ろ」の方に引っ張られて。。

くっ……お願い……誰か、たすけ、て……

うに

テイナー……?だめ、はなれ、て……

うに

え……?

テイナーが何か術を放つと、「虚ろ」は小さくなったように見え……
そして、吸い込もうとする力も無くなったように見えた。

もしかして今のが「制御術」?
だとしたら成功したってこt……

やばい 「超える力」が……!

うっ、なんで今、こんな時に──

ある男の過去

浮かび上がったイメージは、薄暗い坑道のような場所……
そして、そこに佇む冒険者風の男女4人。

登場人物

戦士風の男・アルバート、騎士風の女・シルヴァ、癒し手風の女・ラミットは仲間。

そしてこの3人パーティの視線の先にいる人物──
魔道士風の男・ナイルベルトは単独で乗り込んできたようだ。

この鉱山の奥には、地脈から魔力を吸い上げている魔物「ボヴァイン」が住み着いていると言われている。

「この魔物が地震の原因となっているのではないか」と考えたアルバート一行は、この鉱山に乗り込んできたのだが……

そこで行き合ったのが、このナイルベルトだった。

「ボヴァイン」討伐には賞金がかけられている。
そのため、アルバートたちはナイルベルトのことを「賞金目当ての冒険者」と推測した。

ナイルベルトはその考えに対し、明確な答えを返さない。

だがその含みのある物言いは、彼が賞金目当てではないことを如実に物語っているようだ。

この鉱山は、地震によりいつ崩落するかも分からない状態にあった。
一刻も早く目的を果たさねば、全員生き埋めになる危険すらあるのだ。

そのため、アルバートはナイルベルトに共闘を申し出る
その申し出を、ナイルベルトは渋々承諾するのだった。

次ページへつづく

これは後に「光の戦士」と呼ばれる男が、同じく「光の戦士」と呼ばれる者たちと出会う物語。
だが今、この過去視が発動した理由は……?

(次ページへつづく↓)

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