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信じる者は・・・?
目下の問題も解決し、みんなでテルティウム駅へ戻ろうとした時。
ゼロが突然ユルスを呼び止めた。
「聞きたいことがある」って……
え、ふたりで話したいってこと?今このタイミングで??
その後うにも付き合えって言われたんだけど、サンクレッドにそばにいるよう言われたからって一応感はんぱないw
その様子を見て、ウリエンジェたちは先にティルティウム駅に戻ってるって。
……なんだいその「あとは若いお二人で」みたいなウリエンジェの微笑みはw
うにも空気読んでそっちに混ざればよかったかなあ。
ここまで道中を共にしてきたうににとって、ゼロがユルスに聞きたいことはなんとなーくわかる。
ただいきなりそう聞かれると、ユルスは困惑しちゃうよねw
ユルスの言う通り、少しお散歩でもしながら話そうか^^
そういやゼロとの出会いや今までのこと、あまり話してないんだっけ。
内容が内容だから、誰にでもというわけにはいかないけれど……話してもいいのかもしれない。
他でもないユルスにならば。
道すがらこれまでの話をしたことで、ユルスもゼロの聞きたいことを理解してくれたみたい。
ユルスは、自分もアルフィノやアリゼーに感化されたのだろうと自己分析していた。
信じてくれた人がいたから、自分も信じることができた……
強硬手段を取ることなく、対話の道を選ぶことができたのだと。
それを聞いたゼロは、自分の世界に「信頼」というものがないことにひどく納得したようだ。
そして遠くに思いを馳せつつ、過去のことについて語りはじめた。
かつてのゼロであれば、淡々とした語り口でしかなかっただろう。
でも今のゼロは、どこか寂しげにすら見えた……。
ゼロの記憶
まだ第十三世界が闇に呑まれていなかった頃、メモリア戦争の時代。
人々はすでに、力の強弱や利害関係で互いを判断するようになっていた。
姿かたちは違えども、妖異たちと同じ──他者に隙を見せれば取って食われる。それがこの世界の当たり前だった。
そんな中ゼロは、善なるメモリア使いであった母らの遺志を継ぎ、世界を救うべく孤軍奮闘していた。
それはあまりに無謀な戦いに見えるかもしれない。
しかしこの世界はそういう理で回っていたのだ。
しかしたった一度だけ、ゼロは仲間になろうと誘われた経験があった。
ゼロを仲間に誘ったのは、闇のメモリア使いからとある村を守ったという、剣士と魔導士の二人組。
バロンという国の兵士だった彼らは、戦争を終わらせるため、共通の敵を持つゼロに関心を持ったのだろうか。
ただしゼロがその誘いに乗ることは無かった。
相手は2人組……もし何か企んでいるとすれば、自身にとって危険と判断したのだ。
それはこの世界に生きる者にとって、至極真っ当な判断だったと言えるだろう。
結局その二人組はあっさりと引き下がり、その後執拗に仲間に誘ってくるようなこともなかった。
その後もゼロはたったひとりで戦い続けた。
が、ある日闇のメモリア使いの集団に敗れ、そしてその時闇の氾濫も起き──
あとはもう、全てが今のヴォイドに成り果てていたのだった。
今にして思えば、あの時二人組の手を取っていたら(=信頼関係を結んでいたら)良かったのかもしれない、とゼロは感じているようだ。
しかしそれは何もかもが仮定の話、妄想の類にすぎない。
人智を超えた力でもない限り、切り捨てた選択肢の先の未来を見ることなどできないのだから……。
ゼロは、この二人組は「信じることを知っていたから、私のことも信じようとした」と考えたみたいだけど。。
この二人組って、本当に第十三世界の人間だったのかな?
なんらかの事情で異世界から来た……とかいう可能性もなきにしもあらず?とか思ったりして(そして大体いつもの考えすぎパターン)
一方で6.5で一連の話にケリがつくのであれば、話の風呂敷広げるには時すでにお寿司感←
「友」と呼べた日
ここまでただ黙ってゼロの話に耳を傾けていたユルスが口火を切った。
『過去がどうだったとしても、ゼロは今、生きてるだろ』
やばい 月9みたいな空気感になってきてくそ気まずい
ユルスの言う通りなんだよね。
少なくともうにはゼロのことを信頼し始めているし、ゼロだって自分が気づいてないだけで周りの人を信頼し始めていると思う。
回想の中のゼロと今のゼロとは、心も行動もきっと変わっているんじゃないかな。
(うにが言われてるわけでもないのになんかものすごく恥ずかしい)
なんていうか、青春モノだよね。
盛り上がり具合で言うと、ラスト間際でめっちゃ走ってるシーンね。
そもそも走れること自体が若者の特権なんだよね。
年取ったら足もつr……あ、うには運動不足のオッサンじゃないからわかりませんけど←
この空気感は非常に気まずいものがあるのだが、
もじもじしているゼロはかわいい←
言葉にしなくても伝わることもあるけれど、ゼロにはきちんと言葉で伝えてあげたら良かったのかもね。
その証拠に、ユルスのまっすぐな言葉は今までの誰よりもゼロに届いているように見えた。
だいじょーぶ、思うようにすればいいんだよ^^
初めて自覚した感情をどうすればいいのかわからず、どぎまぎするゼロ。
そんなゼロにユルスが歩み寄り……
「別に、いちいちこうしなくたって、仲間にだって友にだってなれるけどな」
?!?!(とんらん)
…………
び びっくりした
ファイナルファンタジーXIVでなにが始まるのかとおもったよね
友だからね、友。
まだ今抱えてる案件終わってないから、最終回発情期はだめですよ。
うに、本当に森の木立というかもはや空気と化しててワロタ
友、かあ……
うにも、遠い遠いどこかにいるであろう友に思いを馳せてみた。
あんな形でしか分かり合えなかった、不器用な友。
だけどあの時あの場所で、誰にも見せない、見せるつもりのない本当の自分を暴かれたような気がした。
そういう相手もまた、友と呼ぶのかもしれない。
あの時からまた、だいぶ歩いてきたんだね──。
雪解け
テルティウム駅に戻るとたくさんの人が集まっていた。
グナエウスさんが中心となり、通商条約を締結するということで話がまとまったよ。
メッティウスさんもきちんと謝罪をして、全てが良い方向に収束しつつある。
そしてここからがうに達にとっては超絶大事な話。
ガレアン・コミュニティとラザハンの最初の取引として、「バブイルの塔の利用許可」が出されることになったのだ!
うわああああん色々あったけど無事に漕ぎつけてよかった〜;;
もうすぐエーテルタンクの方も到着するみたい。
(色々ありすぎてもはやその話忘れかけてたとか言えない←)
これをバブイルの塔から月にブッパするつもりでいたんだけど、なんとその役はアルフィノとアリゼーが引き受けてくれるとか。ありがとう、ありがとう;;
そしてゼロは照れくさそうに「……頼んだ」だって^^
はいかわいい←
だがウリエンジェ先生のおっしゃる通り、肝心の月側からの連絡がないのであった。
月側の役割は「ヴォイドゲートを開く術の仕込み」と「開いた後の妖異対策」。
どちらもそんな簡単な話じゃないし、時間が掛かってるんだろう。
ここで待ってるよりかはお手伝いに行っちゃおか〜ってことに。
じゃあ早速……となったところで、ウリエンジェからヴァルシャンへ、魔女様からルージュの伝言がもたらされた。
今回の作戦ではアジュダヤをヴォイドから連れ帰る前提で、はじめから巨大なゲートを開く。
しかし今のアジュダヤは片目を失っており、だいぶ疲弊していることが予想される。
彼女を同じ七大天竜として支えてもらえると心強いのだが……?
→要するに「ヴァルシャン」ではなく「ヴリトラ」の出番ってことね
竜にフォルムチェンジしてから月に来るとのことなので、一旦ここでヴァルシャンとは別行動かな。
大丈夫だとは思うけど、道中気をつけてね。
そしてヴァルシャンが持っていたアジュダヤの片目は、うにが一旦預かっておくことに。
責任重大。絶対絶対落としたりなくしたりできない!><
どう見ても新式のスマホポーチには収まらんぞこりゃ。
グリーナー並みのくそでかリュック実装が待たれる。
ユルス「ゼロも、頑張れよ」
そしてこの顔である
ゼロはユルスといると、他の人の前では見せたことのないイイ表情するよねえ。なんやねんこいつら くそっくそっ ←学者の床ドンスキル連打中
あ、なんかついでに応援しなきゃ的な空気になってごめんなさい
うにのことは森の木立だとでも思って気にしないで
〜セカンドシーズン〜
って冗談はさておきw、ユルスも本当に色々ありがとう。
出会えて、信じ合える仲間になれてよかった。うにも、ゼロも、みーんなね。
ついに地上組の任務を終え、うに達は再び月へと発つ。
この先案外すんなり行くのか、それともまたまた新たな問題に頭悩ませるのか?
そして今回の冒険日記は何回分まで続くのか?(書きたいこと多すぎて尺足らず問題)
次回「うにと玉座の咎人 その5」絶対見てくれよな!
いいよいいよ、うにのことは森の木立だとでも思って気にしないで^^;