【6.3 ストーリーネタバレ感想】天の祝祭、地の鳴動、うにの出動 〜その2くまん〜

この記事は6.3のメインストーリー感想(途中まで)です

記事の内容の全てがネタバレですので閲覧の際はご注意ください。
また一部記憶違いしていたりする可能性がありますが、そこは大目に見てくださいw

6.3メインクエストの記事↓

誰がために君は

サベネア太守・ヴリトラは、原初世界にいるアジュダヤの反応を一瞬感じた。

うに一行は、ヴォイド探索の計画を一時中断。
アジュダヤの痕跡を探すため、はるばるガレマルドを訪ねることにした。

そして懐かしい仲間・アルフィノやアリゼーの協力の元、「ラピス・マナリス」と呼ばれる、かつて妖異を使役する者たちが隠れ里としていた場所を目指すことになる。

ただし厳しい雪山を越えるには、魔導雪上車に乗る必要があった。
そして現在、魔導雪上車は大破したものが1台残っているのみだ。

この修理依頼をするため、うにはアリゼー、ゼロとともにタッパーズデンの元労働者を訪ねることにしたが……

アリゼーに案内してもらいながら、ゼロと3人でタッパーズデンヘ。

そういえば、ゼロはアリゼーに聞きたいことがあったんだよね。
あれって何だろうと思ってたんだけど。。

まあ、ゼロの疑問はわかるよ。

アリゼーたちがガレマルドの復興に携わっているのって、恐らくボランティアなんだろうし。
ヴォイドで生きてきた人のものさしで測ったら、ぜーんぜん理解できない行為なんだろうなって思う。

それに実のところ、うにだって完全には理解できてるわけじゃない。

一介の冒険者でしかないうにからすると、ノブレス・オブリージュみたいな誇りやキレイごとだけじゃ世の中生きてけないし。。

そして何より、冒険者たるもの己の好奇心には逆らえないんだよね。
頼まれればもちろん力は貸すけど、一時的でもどこかに長期で留まるっていうのは今んとこ考えられないかなあ←風来坊

ゼロの問いに対するアリゼーの答えはシンプルだった。

『私があの人たちのために、頑張りたいって思ったから』

ゼロはそれを聞いて「利益がない」って考えたみたいだけど、うにの解釈とは少し違ったかな。

自分が頑張りたい=自分の心を満たすための行動は、つまるところ自分のため……

つまりガレマルドの復興に携わるのは、アリゼーにとって「利益がある」行動なんじゃないかなって思うんだよね。
(対価がお金じゃない分、他人から見ると分かりにくいけど)

第一世界にいた頃、旅立ちの宿で用心棒をしていたことを思い出しちゃった。
アリゼーって「自分のため」の行動が「他人のため」の行動にも繋がりやすいし、そう見えやすいタイプなのかもね。ぐう聖って大体このタイプじゃないかと思ってる(偏見)

なんとなく釈然としない様子のゼロにうにの解釈を説明したかったけど、圧倒的ボキャ貧&説明下手のため全く伝わらなかったよ。スマン><

うに

やべえ
横道にそれた上に尺とりすぎた(いつものこと)

ドブネコ娘は電気マンモスの夢を見るか?

その後、タッパーズデンヘ。

魔導雪上車(属州民は「マンモス」と呼んでるらしい)の修理は快く受けてもらえたよ!

ただその呼び名の通り、マンモス級の大きさなんだって。

だから運ぶのが大変みたいだけど、それならこっちでも人手を出せるから心配無用。
脳筋仲間力自慢の相棒や、ヴァルシャン、護衛でヤシュトラも行ってくれるって言うしね^^

ということで修理部隊を待つ間、うにたちは復興のお手伝いをさせてもらうことに。

ゼロはどうしようかな〜と思ったら、アリゼーから質問に答えてもらったお礼として自分も手伝うって。ほんと律儀だねえ。

うに

でもせっかく原初世界に来たんだし、いろんなことを経験してほしいなって思ってたから嬉しい^^

その後、二手に分かれてお手伝いすることに。

ひとつは、キャンプ・ブロークングラスに運び込まれた支援物資をテルティウム駅に届ける役割。これはアルフィノとゼロが担当することに。

そしてもうひとつは、妖異が目撃されたというエブラーナ氷原での見回り。これはアリゼーとうにが担当することにしたよ。

その後アリゼーと手分けしながら現れた妖異を倒し、合流地点へ。

ちょうど、最後の妖異を倒し終えたところだったみたい。
一息がてら、アリゼーはガレマルド復興にかける思いを話してくれた。

彼女の言葉通り、早くこの国の人たちに「あたたかな家」を取り戻してあげたいな。

衣食住が整っていないと、きっと健康で文化的な最低限度の生活にさえ支障をきたしてしまうだろうし……。

衣・食についてはある程度、支援物資でどうにかなっているんだと思う。
でも住については多くの力を集めてなお、最低限の基準を満たすことさえ難しい。遠い、遠い道のりになるだろう。

それでも前だけ向いて決して諦めないアリゼーのこと、すごいなって思うよ。

だけど無理だけはしないでね><

(うにが言っても壮大なブーメランにしかならないという自覚はあるけどもw)
もし自分が倒れたら、その先のこともぜーんぶ頓挫しちゃうんだからさ。急がば回れだよ。

ニャントニオうに木

元気があればなんでもできる!
現金・・もあればなんでもできる!←

……さーて、暴れ回ったらお腹すいちゃったなw

テルティウム駅に行ったらなんか食べ物残ってるかなあ。
アルフィノたちと合流がてら向かってみよ〜^^

あの日見た肉まんの味を僕達はまだ知らない

一方、テルティウム駅。

ゼロとアルフィノは、ここに集うガレマールの民間人に食料を配っていた。

すると、ひとりの男がアルフィノの元を訪れた。

どうやら男の妻が熱を出してしまったらしい。
彼の言葉からは、治癒の心得のあるアルフィノへの信頼や、親しみさえ感じられるようだ。

きっとこれは、特別な光景などではない。
アルフィノがガレマルドの民を想い、行動し続けた結果に得られた「日常の一コマ」なのだろう。

アルフィノはゼロに自分の持っていた食料を預けると、男の妻の元へ向かった。

ひとり残されたゼロに、青髪の男が声を掛ける。

ガレマール帝国の元軍人……そして今やアルフィノやアリゼーのよき友人ともなりつつある男・ユルスだ。

ユルスは手伝いの礼、そしてゼロもアルフィノたちの仲間なのかと問いかけた。

それに対するゼロの答えは「否」──これまでも、これからも自身に仲間はいない、と。
潔くも、至極シンプルな答えだった。

どうやらこの答えは、存外ユルスを納得させるものだったようだ。

ユルスをはじめ、ガレマルドの住民は当初アルフィノたちに反発し、拒絶した。

しかしそれでも彼らは決して諦めることなく、住民たちへの歩み寄りを続けたのだ。

そんな彼らなら、きっとゼロのような他者を遠ざけようとする人間ともうまくやれるのだろう。

ゼロにとってユルスの解釈は腑に落ちない部分もあったようだが、それを強く否定することはしなかった。

そしてユルスもなお、ゼロにそれ以上自身の考えを押し付けるようなことはしなかった。

それは単なる無関心によるものか、それともある種の優しさだったのか……

互いに理由は明かさなかったが、その距離感は不思議と居心地の悪いものではなかった。

……ふと、ユルスはゼロに声をかけた本来の目的を思い出す。

それは手伝いをしているゼロへの食料の配給だった。

アジムステップの「ボーズ」と呼ばれるその料理は、遠い遠いとある国で「肉まん」と呼ばれる饅頭に酷似していた。

ふっくらと蒸されたその饅頭は、ピロシキというよりもはや「肉まん」そのものだ。

肉まん
「肉饅頭」の略で、豚肉と、タマネギ、タケノコ、干しシイタケなどの野菜をみじん切りにして煮たものを入れる。干し貝柱・オイスターソース・フカヒレなどを入れることもある。日本ではピロシキの具もこれに近い場合がある。皮の上部にはひねったような模様がつけられ、外見であんまんと区別される。作るときも具をそこから入れて閉じるためという側面もある。

「中華まん」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2023年2月14日 (火) 15:50 UTC
URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E3%81%BE%E3%82%93

こうして見ると、一般的な肉まんと比べてやや大ぶり……それとも単に、ゼロが小顔なのだろうか。

いやしかし神楽坂の某店の肉まんクラスの大きさはあるだろう

これは肉まんだ。パンじゃない。

それもとびきり中身の詰まったやつだ。

ふっかふかのほっかほか。
そっと割れば、ジューシーな香りと共に、ほわっと湯気が立ち上るやつだ。

日持ちするよう香辛料を効かせた肉だねは、子どもには食べられぬほどスパイシー……
しかし奥深い、複雑な旨みすら感じられる。

その味わいは、とうに味覚など忘れたはずのゼロさえ「何かある」と感じざるを得なかった。

……周囲には、依然として肉まんの香りが漂い続けている。

その香りに吸い寄せられるかのように、一仕事を終えた女2人が近づいてきた。

ひとりはアリゼー。

彼女はユルスとゼロが、肉まんを通じて和やかな時間を共有できたことを微笑ましく感じているようだ。

シャーレアンの名家令嬢である彼女にとって、肉まんなど馴染みもないものだろう。
そこまで興味はそそられないのかもしれない。

そしてもうひとりは、かつて英雄と呼ばれた冒険者・うに。

その表情に浮かぶ感情は、憤怒、悲哀、諦観、そして嫉妬……

うに

ねえ、うにの肉まんは……?

民間人だけでなく、誰もが平等に配られるはずの食事。

肉まんは、本当にふたつしかなかったのだろうか。
まさかあまりの美味しさに、ユルスとゼロはうにたちの分まで食べてしまったのだろうか。

今となっては、真実は誰にも分からなかった──。

あの日見た肉まんの味を僕達が知ることは永遠にないけれど、この後肉まんどころではない騒ぎが起きる。
うにたちは、果たして大ピンチを退けることができるのか?

次回「天の祝祭、地の鳴動、うにの出動 〜その3〜」絶対見てくれよな!

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