【既出ヴォイド情報おさらい】漆黒・ソーサラーDPSロールクエスト ~固定、逃げ出した後 編~

固定、逃げ出した後

ケリッグとギスギスしている間、とんでもないことが起きていた。

なんと、テイナーがいなくなってしまったのだ。

一緒について行ってくれた少年と、ちょっとしたボタンのかけ違いから諍いがあったみたいで……

よく考えたら、あの時はふたりともそれぞれ落ち込んでいて、精神的に不安定な状態だった。

歳の近いもの同士良かれと思って行かせたけど、そうするべきじゃなかった。
よく考えたら、こんなトラブルが起きる可能性は決して低くなかったはずなのに。。

ケリッグに手分けして探そう、と提案される。

……ここでギスってても仕方ない。まずはテイナーを探さなくちゃ、絶対に。

・・・・・・

うに

テイナー!おーい、テイナーやーい

・・・・・・

いないなあ。

とはいえ、徒歩だしそんな遠くには行けないはずだけど……って、ああっ!

うに

テイナー!!!!

無我夢中で敵を蹴散らした。

ごめん。ごめんね、テイナー。

ひとりぼっちにしてごめん。なにもできなくてごめん。
ケリッグの決意、変えられなくて……ごめん。

なんとか敵を倒したところで、別の場所を探していたケリッグもやってきた。

テイナーはさっきの少年との会話で、「もしかしたら自分は罪喰いに攻撃されたのかも」って不安になっちゃってたみたい。
でも治癒師に診てもらって確認済みだから安心してね。絶対に大丈夫だよ。

テイナーは不安が和らいだおかげで、さっきの少年に罪喰いのことを詳しく聞き出そうとしたことを謝りたい、って。

なんていい子なんだろう、自分だってものすごく辛い状況のはずだろうに。。

そして、ケリッグはそんなテイナーに気遣う言葉をかける。

うに

何だよ、面倒見ないって言ったくせに……
その気もないのに、優しくするのはずるいよ……。

ケリッグの言葉を聞いて、自分の辛い気持ちを吐露するテイナー。

それを聞いていたら……あれ、超える力が……

* * *

過去視の内容

見えてきたのはテイナーと、師匠らしき人。
それにナイルベルトと呼ばれた、テイナーと同じくらいの歳の男の子だった。

修行中なのだろうか、何か失敗をしたテイナーに喝を入れる師匠。

そしてナイルベルトはテイナーに、「自分たちは持っている魔力の量がほとんど同じだから、大丈夫だ」と声をかけ──

* * *

うに

あれ、「ナイルベルト」って……

意識が戻ったところで、とりあえず旅立ちの宿へ帰還。

テイナーとさっきの男の子、すんなり仲直りできたようでよかった……。
いつかクリスタリウムで再会する、という約束を交わし、今度はモルド・スークへ。

……うにも、つまらない意地を張ってないでキチンと話をするべきだよね、ケリッグと。

モルド・スークの誓い

さっき超える力が発動した直後、テイナーの記憶が少し蘇ったらしい。

ケリッグは、あの時なにが起きたのか教えてくれって。
そういや、ケリッグにはこの「過去を視る」力のこと話してなかったんだっけ。。

過去視の中でテイナーと一緒にいた少年・ナイルベルト。

彼は100年前に「光の戦士」と呼ばれ……
そして今はプロネーシスと化したその人物だったのだ!

そしてテイナーは、更に思い出したことがあるみたい。

テイナーの記憶

テイナーと一緒にいた師匠のような魔道士。
あの魔道士はひとりではなく集団で、「虚ろ」を生み出す方法を研究していた。
その術者として選ばれたのが、テイナーとナイルベルトのふたりであった。

つまりプロネーシスが「虚ろ」を生み出せるのは、かつて彼がナイルベルトであった頃の経験に起因している。

そしてテイナーが「虚ろ」の中でも生存し続けられた理由は、彼がそれを操る術を学んでいたから……?

もしここまでの推測が正しいなら、テイナーは100年以上も前の人物ということになる。
でも、それならなぜテイナーは子どものままの姿なんだろう。。

もっと記憶が戻れば「虚ろ」を封じる方法だってわかるかもしれない、と言うテイナー。

そんなテイナーに、ケリッグは……

へ?

うに

ケリッグ……?

プロネーシスの討伐を目的とする以上、今となっては唯一の関係者と言えるテイナーを放置はできない。
それにテイナーは、自分たちのために懸命に記憶を取り戻そうとしてくれている……。

だからテイナーの世話は俺たちですべきだ」と、ケリッグは言ってくれた。

……考え直してくれたんだ!

ありがとう、そしてごめん。うに、ひどいこと言ったよね。

出会ってから一番近くでテイナーを見守ってきた……
そんなケリッグが、考えなしにあんな発言したはずなかったのに。。

そしてケリッグは、テイナーが必要以上に自分を卑下する癖をたしなめた。

「ごめんなさい」も「ぼくなんか」も封印だよ。
遠慮なんかする必要ない、だって協力関係なんだもの!

われら三人、生まれた世界や時代は違うけれど、ここに仲間の契りを結ぶ。

うに

打倒プロネーシス!えいえいおー!

やまない雨がないように、溶けることない雪もなし。
うにとケリッグの関係は雪解けを迎え、新たなる仲間・テイナーも加わった。

心をひとつに、今三人で歩みだす──。

つづく

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