この記事は、(うにのメインキャラと全く同じ外見の)サブキャラによる初見風ロールプレイ日記です。
内容には解釈違いや若干の脚色、大幅な端折り等が含まれる場合がありますが、ロータノ海のように広い心で受け止めていただけると幸いです^^
Contents
消えゆく灯火
タイタン討伐後、何か調べたいことがあるというヤシュトラと別れ、黒渦団の本部へ。
タイタン討伐の報告を済ませ、やっと肩の荷が降りたところで暁のリンクパールが鳴った。
言うまでもない、もしミンだ。
さすがに今回は疲れたし、寄り道しないで砂の家に帰ろっかね。
そしてベスパーベイまで戻ってきた時、我らが砂の家の前に珍しく人だかりができているのに気づいたんだけど……
入口からそーっと覗いてみたけど、確かに誰の気配もないし真っ暗だ。
もしかして、もしかしてだけどこれって。。
サプライズパーティー的なのやろうとしてない??
うにが帰ってきたのを見計らって一斉に\Congratulation/って登場……みたいな若干ダサめのやつ。
やばい。うにそういう恥ずかしいノリ、想像しただけでウワアアァァってなっちゃうんだけどww
・・・・・・
…………。
これは……違うよな。
砂の家の中は真っ暗で荒らされており、倒れている人、人、人。
これがサプライズであったなら、ほとほと呆れるくらいに趣味が悪い。
だけど、もはやそうであって欲しいと願ってしまうくらいに凄惨な光景で。。
ノラクシアに近づくと、かすかに意識があるようだ。
その時、超える力が発動して──
* * *
時はミンフィリアからリンクパール通信があった直後のこと。
全身に白い甲冑を着込んだ帝国の女軍人リウィアが、部下を従え砂の家に乗り込んできた。
彼女達は「イフリートとタイタンを倒した冒険者」……つまりうにのことを探しに来たようだ。
自分達の要求を通すためだろう、暁の構成員達を次々に屠りながら盟主の間へと入っていく。
この恐ろしい事態に毅然と立ち向かうミンフィリア、そのミンフィリアをかばい致命傷を受けるノラクシア、連れ去られる仲間達……
もう、見ていられない。見たくない。
* * *
今にも命の灯火が消えそうな状態で、ノラクシアがミンフィリアからの伝言を伝えてくる。
『東ザナラーンの……。聖アダマ・ランダマ教会へ……。身を隠して……っち……』
もういいから、喋らないで……お願い!
今すぐに回復を……
だけど消えゆく命にケアルもポーションも効きはしなかった。
ノラクシアの身体が一瞬こわばったかと思うと、直後にふっと力が抜ける。
……星海へ、旅立ってしまったんだ。
超える力ってなんなんだよ。
言葉と心、時間の壁を超える力。
蛮神と戦うため、精神汚染を撥ね除ける力。
特別な力だと人は言う。
だけど肝心の時に大事な仲間すら守れやしないじゃないか。
それどころか、こんな力のために仲間の命まで蹂躙され、奪われ……
今は目の前が真っ暗だ。
行く道さえも分からなくなってしまいそうなほどに。
だけどか細く差し込んだ光……ミンフィリアが灯してくれた、そしてノラクシアが繋いでくれた灯りを頼りに。
行こう、聖アダマ・ランダマ教会へ。
生きよう。生きなければ。
束の間の隠遁生活
聖アダマ・ランダマ教会の神父様に合言葉を伝えると、親身になって話を聞いてくださった。
この合言葉が通じるということは、このイリュドさんも暁の血盟のお仲間というわけだ。
特にミンフィリアとは彼女が幼い頃から親交があるらしい。
とりあえずミンフィリアに言われたとおり、当面この教会に身を寄せることにしようかな。
ここにいれば彼女や他の仲間達とも合流できるかもしれないし、何より神父様が味方だから安心だよね。
そして以前も会ったけど、マルケズさんという墓守の男性を紹介された。
しばらく厄介になるので、改めてよろしくお願いしまっす。
そしてこのマルケズさん、5年前の霊災で記憶を失っているらしい。
うにと同じだね。
そのせいか無口でミステリアスな雰囲気。
まあ、うにはその辺のネジが外れてるタイプなのでそういうキャラではないんだけども←
* * *
教会に厄介になっている間、ベスパーベイの遺体搬送のお仕事をすることになった。
そしてこの遺体は予想通り……あの襲撃事件の犠牲になった暁の仲間達だった。
短い間だったけれど、共に過ごした仲間達との永遠の別れはやはり辛すぎる。
でも遺体をあのままにはしておきたくはなかったし、遺族がいない人達もきちんと埋葬の手配をしてあげることができてよかった。
そしてシルフ族であるノラクシアの遺体だけは、シルフの仮宿に届けることになった。
まさかこんなことになってしまって合わせる顔がない……
そう思っていたのに、長ちゃま達はうにを責めることもなく。。
ノラクシアやみんなの思いを無駄にしないよう、頑張るよ。
あとはマルケズさんからストーカー疑惑?の相談。
女性からの視線ではないと思う、って謙虚風自慢か?w
まあ彼ってナイスミドルって感じだもんなあ。ミステリアスな雰囲気も相まって、刺さる人には刺さるのかもしれない。
34歳っていうのはさすがに何かの間違いだと思うけど。
代わりにうにが様子を見に行くと、なんと帝国兵が襲いかかってきた。
つまりマルケズさんは帝国に監視されている、ということだ……。
うにが監視されているならわかるけど、なぜマルケズさんが?
失われた記憶の中に、その理由があるのだろうか……
明かされた正体
マルケズさん、イリュドさんと3人で話していると、突然教会の扉が開いた。
あ、あの時の……!
また会った〜アルフィノ少年。
再会早々、高らかに説教かまされたんだけど待って待って勢いについていけない。
!??!?!?
え、シドってあのシド??
ビッグスとウェッジが探し続けているシドのこと??
霊災以降の記憶がないマルケズさん=霊災以降の行方がわからないシドって確かに十分あり得る話だよね。
マルケズさんって妙に手先が器用だったり、時計を直したり……みたいなエピソードもあったし。
イリュドさんが一度はフォローしたものの、アルフィノ少年は退く様子がない。
しかもマルケズさんは心当たりがあるのか、苦しそうにうめき出して……え、これってほんとにビンゴなんじゃ??
そんなマルケズさんを見て、イリュドさんは彼に工具のような物を渡した。
これらは全てマルケズさん……いや、シドの私物だという。
きっと彼がここで保護された時に持っていたものなんだろう。
イリュドさんの言葉を聞いていると、本当はうっすらマルケズさんの正体に気づいていたのかなと も思う。
記憶を失うほど心に傷を負った彼を休ませてあげたい気持ちもあり、息子さんと重ねて見ている気持ちもあり……で目を逸らしていたんだろうけど。
そしてまさかの新事実。
アルフィノって暁の血盟に所属してたの!?
しかも祖父って、ルヴェユールって……
そういや前にも名乗ってたけど、よくよく考えたらルイゾワ様の孫……ってコト!?
なるほどね、道理で砂の家に出入りしてたわけだ。。
しかもこんなガキンチョ(不敬罪)が尊大な物言いをしてもみんな眉をひそめることが無かったのも納得だ。
元指導者のお孫さんなんだもの。お坊ちゃま扱いの特別枠ってわけだ。
アルフィノ様、今後はこのうにめにも何卒ご命令ください(手のひらくるくる)
で、本題はここからだ。
アルフィノ様曰く、ついにイクサル族が蛮神「ガルーダ」を召喚したらしい。
そして運の悪いことに、ガルーダは好戦的で凶暴、そしてイフリートやタイタンよりも格上の存在なのだという。
ガルーダと戦うためには、暴風の壁に守られた祭壇に向かわねばならない。
そしてその壁を越えられるのは、シドの飛空艇「エンタープライズ」だというが。。
めちゃくちゃマジメな話してるとこ悪いけど、
今までと服の系統違いすぎてなんか笑ってしまう。
シド、記憶戻ったらハンパない陽キャだよね絶対。
というわけでイリュドさんにお礼を告げて、飛空挺探しの旅に出ることに。
ここにシドとアルフィノ様、うにの謎トリオパーティが爆誕したのであった。
イリュドさんから聞いた飛空艇の目撃情報を追っていくと、なんとクルザスの山中に消えていったとの情報に行き着いた。
クルザスは宗教国家「イシュガルド」の領内で、エオルゼアとの同盟関係も今はない。
だいぶ閉鎖的なお国柄だって聞いたことあるけど……大丈夫かな^^;
とりあえず一つだけ確かなことがあるとすれば、クルザスは先の霊災以降、雪に閉ざされた極寒の地になっている。
つまりムキムキゴリラでもない限り、ノースリーブで行くようなとこではなさそうだな。
ってわけで、身支度して出直すことにしようかね。
シドの服装には突っ込んだら負け。
アルフィノ様の脇腹チラリズムにも突っ込んだら負け。
【メインクエスト2.0:新生エオルゼア その13】へつづく ※更新準備中
え、なになにどういうこと??