前回のおはなしはこちら
ウヌクアルハイとテイナー
第十三世界の現状を覗き見るため、異界まで続く「虚ろ」の穴を開くことになったウヌクアルハイとテイナー。
とはいえ、ウヌクアルハイは(ナイルベルトのクリスタルから術式を読み取ったとはいえ)未経験だ。
それにこの術を成功させるには、二人の息を合わせる必要があるんだよね。
なので本番に向けて、さっそくレイクランドで練習してみることになったよ。
うにも護衛兼練習の付き添い〜。
魔物を倒す係はまかせて!
ウヌクアルハイはコツをつかむのに少し苦戦したようだけど、「虚ろ」を開くこと自体は難なく成功!やる〜!
テイナーも経験者らしくリードしてくれたしね。
回数を重ねれば重ねるほど、大きな穴が開くようになってきてる。
テイナーも、こんなに早く息があうようになったことを驚いてるみたい。
精度が高まるほどに召喚される魔物も強力になってきてるけど、ふたりが集中できるようにしっかり魔物を討伐していくよ!
(テイナーの顔……)
ある程度大丈夫そうなところまで練習できたので、ほっと一息。
おつかれさま~!
疲れた時には甘いものだよ、うに特製コーヒークッキーはいかが?
……って、ステラおばさんじゃねーよ!
と古のギャグを披露していたところ、ちょうどベーク=ラグからひそひ草で連絡が。
向こうも準備が整ったみたいだから、ラクサン城で合流しようということに。
そしてこの練習で息を合わせたことによって、ウヌクアルハイとテイナーの間には友情が芽生えたみたい。
年の近い同性同士だから仲良くしなさーい!って言うつもりはなかったけど、自然にイイ関係になれそうで実はホッとしてる。
ふたりとも周りにいるのが大人ばかりだし、何かと気遣い屋さんだからね。
身近に同じ目線で話せる相手がいたらいいよねって思ってたのだ^^
ラクサン城へ
ところ変わってラクサン城なう。
ベーク=ラグの準備っていうのはポークシーのことだったのか。
確かに、「虚ろ」に頭つっこんで見るわけにもいかないよね←やりかねない人
そしてサイエラも、故郷のことが気になってついてきてくれたよう。
アリゼーも、自分のちょっとアレな芸術作品がいろんな世界で大活躍してるとは思いもよらないだろうな……w
練習の甲斐あって、「虚ろ」を開く術はバッチリ成功!
だけど、そこからめっちゃコワイ顔のヤツが現れて……(正味びびったw)
えーん やっぱ倒す係はうになんだよね;;
しかも天気よすぎて眩しっ!そりゃこんなブサい顔にもなっちゃうよ←
不幸中の幸いなのは、この敵さんが割と見掛け倒しだったことかなw
その後、ポークシーがなかなか戻ってこないというアクシデントに見舞われたものの、うにが「虚ろ」の中にエーテルを流し込むことで無事に解決。
ポークシーはしっかり観測結果を持って帰ってきてくれたよ。
そういや、テイナーとの出会いの時にも同じことあったよね。
ほう、経験が生きたな
ベーク=ラグ曰く、解析結果しだいでは第十三世界の再生にも希望が持てるって!
もちろん希望的観測に基づいた考えでしかないし、もしかしたら何年も先の話になるかもしれない。
それでも、今までは可能性を考えることすらできない状態だったんだもの。
今回の件で可能性がゼロじゃなくなったってだけでも、大きな一歩だと思うんだ。
英雄候補と仲間たち
今の時点でやれる範囲のことは終わったので、彷徨う階段亭でソワソワしているであろうケリッグの元へ帰還。
ずっと一人にしておいたら、心配のあまりまた飲みすぎちゃうかもしれないからねw
ちなみに、賞金稼ぎたちとの飲み会(前提クエスト)でのケリッグは飲みすぎて痙攣してた。
あそこまで深酒したのに、今日は頭痛くらいで済んでるの逆にすごい←
ケリッグに今の状況を報告した後、話題はウヌクアルハイの今後のことへ。
本人としては、ベーク=ラグの解析が終わるまで第一世界に残るつもりとのこと。
ソウル・サイフォンによる移動にリスクをともなう以上、その方がいいとうにも思うなあ。
(毎回今回みたいにハラハラしたくない;;)
すると、テイナーから思いもよらない提案が。
「君さえ良かったら……
ぼくたちと一緒に『賞金稼ぎ』をやらないかい?」
おおおお、それいいと思う!
第一世界に滞在するのであれば、何かしらの手段で生計を立てていく必要がある。
それに今後第十三世界に行けたとして、その際に戦闘の能力が磨かれてた方がいいと思うし……。
この案なら、その2つが同時に叶うよね。
それに歳のわりにしっかりしてるとはいえ、ウヌクアルハイはまだ少年だ。
この世界のことだって、来たばかりでわからないことだらけだろう。
身近にケリッグという面倒見のいい大人がいてくれるなら、うにも安心して彼を置いていくことができるな。
そしてそして、ほかの賞金稼ぎたちも登場!
みんなウヌクアルハイの仲間になってくれるみたい。
人は誰でも、自分ひとりでできることの限界なんてたかがしれている。
完璧な人間なんて、ただのひとりも存在しないからだ。
だけど多くの人が集まれば、その分だけ「足りない部分を互いに補い合う力」になるだろう。
そしたら今は夢のまた夢に思えることも、いつか達成できるかもしれないよね。
この「ヴォイド再生計画」は、まだ道の途中。
むしろ始まったばかりだ。
もしかしたら、今ここにいる全員がその成功を見ることは叶わないかもしれない。
一体どのくらいの時間がかかるかわからないし、時には行き詰まることだってあるかもしれない。
だけどそんな日はまたこうやって、何度でも仲間を集めよう。
多くの力が集まれば、そして諦めなければ、きっと道は開けるよ。
このクリスタリウムの街をつくった、あの「水晶公」みたいにね。
* * *
がんばろうね、ウヌクアルハイ。
いつの日かきっと、君の……
ううん、みんなの夢が叶いますように。
と いうわけで……
迎え酒、やっちゃいますか!
カンパーイ!!!!
【ヴォイド再生計画・完】
この記事は、漆黒のヴィランズのサブストーリークエスト「ヴォイド再生計画」シリーズの第二弾「ウヌクアルハイとテイナー」と、第三弾「英雄候補と仲間たち」のあらすじ+プレイ日記です。
このクエストには受注条件(FF14公式サイト/エオルゼアデータベースに飛びます)があり、前提となるクエストの登場人物が多数再登場します。