この記事は、(うにのメインキャラと全く同じ外見の)サブキャラによる初見風ロールプレイ日記です。
内容には解釈違いや若干の脚色、大幅な端折り等が含まれる場合がありますが、ロータノ海のように広い心で受け止めていただけると幸いです^^
本当の裏切り者
アマルジャ族との取引に手を染めた商人ウグスト。
サンクレッドとうにの活躍により不滅隊に身柄を拘束された彼が、ついにアマルジャ族との商談予定を吐いた。
不滅隊はウグストをおとりにアマルジャ族をおびき出し、そこを叩くつもりのようだ。
そして暁の血盟からは、まずはうにがこの作戦の協力者として参加することになった。
サンクレッドも遅れて合流するとのこと。
まあ予定通りに事が進めば不安に思うこともないよね。
* * *
不滅隊の奇襲部隊と共に身を潜め、ウグストを見張っていると……
きたきた!アマルジャ族だ!!
この現場を押さえて一件落着☆と思いきや、周囲からとんでもない数のアマルジャ族が集まってきて……
うに達が戸惑っていると、辺りに下卑た笑い声が響き渡った。
これはアマルジャ族じゃない……人間の……そう、不滅隊の方から聞こえてきて……
笑い声を上げたのは不滅隊の内通者。
隊士のひとりに、ウグストに通じている者がいたのだ。
悔しいけれど、本当にハメられたのはうに達の方だったんだ……。
今までの警備も今回の作戦も、何もかもが筒抜けだったってわけ。
ウグストを捕まえたことで王手をかけたつもりになっていたけど、それは逆で。
むしろそのことを逆手にとって、王手をかけられていたんだ。。
倒しても倒しても無限に沸き続けるアマルジャ族の猛攻に・・・
ついにうにの体力も限界を迎え・・・
くそっ なんで こんな、
たすけて、サンクレッド!暁のみんな!
だれかああああ
もうダメだぁ・・・おしまいだぁ
いっててて……
気がつくと、洞窟のようなところに転がされていた。
そして周りには人、人、人……間違いない、これって連れ去られた貧民達だ!
だけどここから逃げ出す策など立てる間もなく。
うに達は「蛮神イフリート」の前に引きずり出されることになった……。
もうダメだぁ・・・おしまいだぁ
これが・・・本物の蛮神・・・
暁の血盟は、本当にこんなものと戦おうとしているの?!
やらなきゃやられる……分かっていても、足がすくんで動けないよ。
今まで戦ってきた魔物達とは桁違いだ。ひと目見てわかる。
ふと聞き慣れた声がしてそちらを見ると……あれはウグストと裏切り者の不滅隊士だ!
アマルジャ族は、共謀者であったはずの彼らさえ生贄に捧げるつもりのようだ。
もはや対話など、通じるべくもない。
もおおおおどうすればいいの?!
このまま甘んじて死を受け入れろってこと?!
こうなりゃヤケだ。ダメ元で逃げ出そうかと思った瞬間……
真正面からイフリートの吐く炎に思いきり灼かれた。
アーチーチーアーチー 燃えてるんd・・・
と思ったら気のせいだった
え、謎に何ともないんだけど。フェイント?^^;
だけど周りを見渡してみると地獄のような光景が広がっていた。
うにと同じ炎を浴びた人達は身体こそ焼けていないものの、とてもまともな状態とは言えない。
イフリートを崇め求めるその姿……これってアマルジャ族と同じだ。
ということは、今のって精神汚染攻撃ってこと?
うにに何の変化も現れないことを、アマルジャ族もイフリートも疑問に思っているようだ。
何でなのかはうにの方が知りたいよ。まさかバカは風邪ひかない的なやつじゃないだろうね?!
でも今のでちょっと気持ちが落ち着いたぞ。
……そうだ、戦わなければ確実にやられる。
それなら、足掻けるだけ足掻いてみるしかない。
それに始まったばかりの冒険者生活、こんなところで終わらせるわけにはいかない。
絶対に、絶対に生き抜いてみせる!
イフリート……お前を倒す!
焔神、散る
・・・奇跡だ
最終的に立っているのはイフリートではなく、うにの方だった。
だけど奇跡でもなんでもいい、最終的に立っていた方が勝者なのだ。
勝った、イフリートを倒したんだ……!
足元には赤いクリスタルが転がっていた。
手にすると浮かび上がる魔紋のようなイメージ。
一体なんだろう……これも超える力と関係あるの?
色々なことに理解が追いつかずぼーっとしていると、遠くからうにを呼ぶ声がした。
サンクレッド!!こっちこっち!!
そういえば彼も遅れてくることになってたんだっけ。
バタバタしすぎてすっかり忘れてたぞ←
死角からうにに襲いかかってきたアマルジャ族をワンパンで沈めるサンクレッド氏。
遅れたことをめちゃくちゃ謝られたけど、アマルジャ族を相手してたみたいだししゃーない。
それにイフリート相手にサンダルでは無理だったと思うし(根に持つタイプ)
ほんとーーーに今度こそウグスト、そして裏切り者の不滅隊士も逮捕!
万事解決!やったね♡
おまけ
一方その頃、某所にて。
恋は盲目と言うけれど、そもそもフルフェイスの兜は前が見えているのだろうか。
謎は深まるばかりであった。
新たなる真実
砂の家に戻ると、ひと足先にサンクレッドがミンフィリアに報告を済ませていた。
まあ確かに色々とタイミング悪かったような気はするけど、サンクレッドは思うようにうにをサポート出来なかったことで落ち込んでるっぽい。
結果的には無事だったんだし、そこまで凹まなくてもいいと思うのだが。
何にもしないでボーッと突っ立ってたわけでもないんだし。
そして今回の事件を例にあげつつ、ミンフィリアとサンクレッドが蛮神問題のことを説明してくれた。
同様の問題はグリダニアやリムサ・ロミンサでも起きてるらしいし、しっかり覚えておかないと。。
クリスタル強奪事件について
前提として、蛮神が活動するためには生命の源であるエーテルが必要となる。
イフリート級の蛮神が活動するためには、特に膨大なエーテルが必要だ。
そして結晶化したエーテルであるクリスタルを用いれば、より効率的にエーテルを吸収できるようになる。
このため大量のクリスタルが必要となり、強奪事件に至った。
誘拐事件について
蛮神は祈りや願いから生まれ、その想いが強いほど強力な力を得る。
蛮神はより強大な力を得るため、「テンパード」と呼ばれる信徒を増やそうとしている。
今回の戦いでもイフリートの炎を浴びてテンパードと化した者たちがいた。
そして超える力が蛮神対策の切り札となる理由。
それは『超える力を持つ者はテンパードにならない』ということだ。
超える力って他にも何かあるんじゃないかと気になっていたので、そこがわかってスッキリ。
テンパード化が無効になる理由は今のところよくわかってないみたいだけど、何にせよすごい力だよね。
というか、蛮神対策には必須だと思う。
何はともあれ、暁の血盟としてこの事件に関わるのはここまで。
はじめてのお仕事うまくいってよかった~。
盟主様もご満悦の様子。
ただこの後サンクレッドがこっそり教えてくれた話によると、テンパード化した人達は……
極秘裏に「処分」されることになるらしい。
「処分」、その本当の意味は尋ねるまでもない。むごい話だ。。
暁の血盟の一員として活動する以上、こういう真実とも真っ向から向き合っていかなければならないんだよね。。
いや そんなひとりで抱え込まんで
今回の事件でやたら罪悪感抱えたりしてるし、なんかサンクレッドのプライドズタズタ&鬱モード入ってない??気のせい??ペルソナ3の順平みたいにならないか心配なんだが??
「俺がもっと力をつけて、みんなを守らないとな(チラッチラッ)」っていう構ってちゃんモードならいいんだけどさ。。
自覚のないクソデカひとりごとであれば、精神的に相当キテそうで心配ではある。
事件もひと段落したことだし、無理せずゆっくり休んでね^^;
ま、まさかこれって……